2010年11月26日
いよいよ寒くなっていましたねぇ
夏が猛暑だったから、冬は極寒になるとか・・・・どうしよう・・・
鋏の切れ味が鈍くなってきたので砥ぎました。
今時分は業者に出す方がほとんどなのですが、Tは自分で砥ぎます。
理美容業界では昔は砥いでいたのですが、とても難しいので今は砥ぐことが出来ない方がほとんどなんですよ。自分で砥ぐと言うと「邪魔くさい事しないでも業者に出せばいいのに!」と言われることがあるんですが、せっかく覚えた技術なんで自分で研ぎます。
でも自分で研ぐのと魂がこもり切れそうでしょ(笑
まずはネジを外して・・・
バラバラになるとこんな感じです
砥石にあてる
Tは「油砥ぎ」なので灯油で砥ぎます。
で、砥げたか見る
画像は「荒砥ぎ」なので「かえり」というのを指で触って確認しています。
実はコレで終わりではなく、このあと「仕上げ砥ぎ」をしますが、画像で見ると同じことの繰り返しなので
Tのようなベテラン(自分で言うかぁ)になると、鋏一丁を仕事に使えるように研ぐのに5分〜10分程度(マテリアルによって極端に変わるんです)なんで、たいして邪魔くさくもないんですが、気分が乗らないと、砥いでも切れないということが起ってしまうんです。
気合が入って砥ぐと、“刃に当たったものは全て切れる”ので気をいれて使わないと指まで切れるんですよ。
ご家庭にある包丁よりも切れます!(キッパリ)